8月5日、食糧について、ロシアと日本から重要な発表がありました。
干ばつによる不作が予想されるロシアは、12月31日まで小麦をはじめとした穀物の輸出と一時的に禁止とする措置を発表しました。
それにより、シカゴの小麦先物相場の価格は、前日比+7%以上上がりました。
一方、日本の場合は、猛暑とはいえ、今年の米は豊作になりそうだとのこと。
たいへん喜ばしいことですが、豊作=価格下落ですから、農家の収入が減ってしまいます。
そこで登場するのが、バラマキ政権による「農業者戸別所得補償制度」による給付額増加です。
これがさらなる財政負担の増加となり、ますます国家破たんが近づくわけです。
ロシアが穀物輸出禁止...記録的猛暑で小麦生産急減
8月5日23時33分配信 読売新聞【モスクワ=山口香子】
ロシアのプーチン首相は5日、猛暑で南部の穀倉地帯に干ばつが広がっていることを受け、穀物の輸出を一時的に禁止する政令に署名した。
インターファクス通信によると、政令は、輸出禁止期間を今月15日から12月末までと定めている。
プーチン首相は政府会議で、国内の穀物価格の高騰を抑え、家畜用飼料を確保する必要があると説明。「穀物や穀物製品の輸出を一時的に禁止することが適当だ」と発言した。
ロシアは、昨年2150万トンの穀物を輸出した世界有数の輸出国。露農業省は今年の穀物収穫高について、干ばつのため、昨年実績の9700万トンから7000万~7500万トンまで落ち込むと予測している。
シカゴ小麦1年11か月ぶりの高値
【ニューヨーク=小谷野太郎】5日の米シカゴ商品取引所で、小麦の先物取引の中心となる9月渡しの価格が一時、1ブッシェル(約27キロ・グラム)=7・856ドルまで上昇し、2008年8月下旬以来、約1年11か月ぶりの高値をつけている。
ロシアのプーチン首相が、記録的な猛暑による干ばつで同国の小麦生産が急減している事態を受け、穀物輸出を一時禁止する方針を打ち出したことで、小麦先物価格が急上昇している。
<コメ>作況指数102の豊作 民間機関が予測
8月5日19時14分配信 毎日新聞
民間のコメ情報調査会社「米穀データバンク」(東京都千代田区)は5日、10年産米の作況指数(平年=100)を102の豊作とする予測を発表した。
主食用米の収穫量は848万トンと見込まれ、農林水産省の需要予測805万トンを大幅に上回る。
コメ余りを背景に米価の下落傾向が強まりそうだ。
作況指数が102になれば08年以来2年ぶり。
同社によると、コメの生育は5月までは低温で遅れていたが、6月以降の好天で回復。
特に北海道や東北、関東で高い収穫量が見込まれる。一方、西日本は梅雨期の大雨などの影響で平年を下回ると予想している。
農水省は10年産米の収穫量を813万トンと見込んでいるが、同社の予想は35万トン上回り、09年産米の売れ残り分を加えると70万~75万トンの供給過剰になると試算している。
09年産米の相対取引価格は今年6月時点で60キロ当たり1万4000円程度だが、業界では過剰在庫や豊作で1000~2000円程度の値下がりを予想する声も出ている。
今年度導入された農業者戸別所得補償制度では、コメの値下がりに応じて農家への給付額を上乗せする「変動部分」に約1400億円の予算が計上されているが、想定を超えた米価下落で財政負担が膨らむ恐れも指摘されている。【行友弥】
2010/07/19 橘みゆき 拝
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