かつて見た光景-何もせず被害拡大

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殺処分後埋められる家畜

 

 

現在、宮崎県で口蹄(こうてい)疫の感染拡大を止められず、東国原知事は非常事態宣言を出すまでに悪化している。
・・・この光景、たしか見たような記憶がある。。。

 1995年1月17日朝のNHKニュースで、阪神大震災が起こっていることを伝えていた。
村山総理はいつもと同じように閣議を終え、昼のニュースを見ながらお弁当を食べていた。
アナウンサーが阪神大震災での死者は千人に達したと言ったとき、村山総理は箸を止め、「そんなに犠牲者が出たのか」と、驚いたという。
現場から何の連絡が来ないため、被害をレポートとしてまとめられなかったため、村山総理は、阪神大震災の被害を過小評価していた。自衛隊嫌いの兵庫県知事が出動要請を出さなかったことと、総理の事態把握の遅さにより、阪神大震災の被害は、より拡大しました。 。
紙に書かれていない被害は存在しない。そんなことを本気で考えていたようである。
ついでに言うと、村山総理はそれで責任をとりませんでした。

事態を楽観視して、初動が遅れて被害が拡大したという点で、かつて見た光景を思い出す犠牲者が増えた。それが、今回の鳩山内閣でも同じように繰り返されたということです。

 

消毒中

 

口蹄疫「私に反省するところはない」赤松農相
5月18日14時15分配信 読売新聞 
 赤松農相は18日の閣議後記者会見で、宮崎県側が口蹄疫の感染を見逃したことについて「いまは力を合わせて抑え込むのが最優先」と述べた。

 また、感染の拡大を許したことに関し、「結果的に10年前に比べて大きな数が出てしまったのは残念。(現場の人員配置など)うまく仕切りがされていなかったのは反省点としてある」とした。しかし、自民党などから辞任を求める声が出ていることについては「対応のしようがない。わたしがやってきたことは反省するところ、おわびするところはない」と語った。

 

とてつもない失敗が起こるのは、「間違ったことをやった場合」よりも、「なすべき時になにもしなかった場合」のケースが多い。
今回、鳩山政権にとって、高い授業料を払う羽目になりました。
次は、大量の人命が無駄死いや無策ゆえの犠牲につながるのではないでしょうか。

10年前にも同じ伝染病が蔓延したのですが、そのときのノウハウや教訓を活かせず、11万頭の牛が殺処分となりました。
報道されている範囲を勘案すると、4月下旬からGW明けまでに、なんら有効な対策を実施しなかったがゆえに、手遅れになってしまったという印象です。 この重要な時期に、赤松農水大臣は、国内にいなかった。キューバに外遊していたのだ。鳩山総理は普天間問題に頭をとられ、こっちは現地任せでした。

この伝染病の蔓延は、GW前からネットでは取り上げられていたが、もはや関係者内に留めることが不可能となり、数日前にようやくマスコミの報道管制が解除されました。
これにより、日本の畜産は大被害となり、輸入牛肉を扱う代理店は「めしうま」状態だ。
なんとも、ひどい話です。

2010/05/19 橘みゆき 拝

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このページは、橘みゆきが2010年5月19日 23:55に書いたブログ記事です。

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