自然に生きる動物達は1つのルールに従って生きている。
強い者は弱い者を食べる弱肉強食による食物連鎖である。
相手が天然記念物のトキだろうが、家畜のニワトリだろうが、同じである。
佐渡島のトキを飼育していたケージでトキが11羽のうち10羽襲われたという記事は、そのことを思い出すきっかけとなった。(イラストの出展:Wikipedia[トキ])
放鳥予定のトキ9羽死ぬ...小動物に襲われる?
3月10日13時27分配信 読売新聞
環境省は10日、新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションのケージ(広さ約4000平方メートル、高さ約15メートル)内で、今秋に放鳥を控えていた国の特別天然記念物のトキ11羽のうち、9羽(オス2羽、メス7羽)が死に、1羽が負傷したと発表した。負傷した1羽も瀕死(ひんし)の状態という。
同省によると、この日朝、センターの職員が見つけた。監視カメラの映像に小動物の姿が確認され、トキの体に動物がかんだ跡が見られることなどから、ケージ内にテンやイタチなどの小動物が侵入し、トキを襲ったとみられる。
ケージは、人工繁殖したトキが放鳥後に自然に慣れやすいように、池や棚田などを設けてエサを取るなどの訓練をする施設。2007年に設置後、侵入動物による死は初めてで、小沢環境相は「今秋の放鳥は難しいとの報告を受けている。再発防止に万全を尽くさないといけない。本当にショックだ」と話した。
別のニュース(時事通信)によると、佐渡トキ保護センターでは、今秋に3回目の自然放鳥を予定している21羽のうち残り10羽は無事とのこと。
リスク分散は有効に機能したわけだ。
また、11羽のうち、1羽は無事とのこと。
全滅は避けられたが、犠牲は大きかった。
このキーワード、いろんな災害の後、何度も使われそうな言葉だ。
生き残ったトキは、殺されたトキと比べて、運がよかっただけでしょうか?
いや違う、生かされたのだと私はみている。
この事件、自然からの警告だとみて、注意を怠ることなし。
2010/03/11 橘みゆき 拝
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