JAL産業再生法申請

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日本航空も官営ならよかったのに

2009年09月24日、日本航空の株価が、急落。
9月24旧、一時年初来安値を更新し、141円になったものの、終値は 144円(前日比-27円,-15.79%)で引けました。

Pan Am (パンアメリカン航空)が消え、日本を代表する航空会社、日本航空も消えようとしています。
石油が枯渇し、人の動きが縮小方向に向かう中、JALが産業再生法を申請するのは、1つの時代が終わった象徴的な出来事です。

経営者、従業員、何個も乱立する労働組合、退職者、それぞれがわがままを言い、譲歩しなかった結果、会社そのものがなくなる。
構図がGM破綻と同じだ。

 

JAL、公的資金で増資...産業再生法申請へ
9月24日14時32分配信 読売新聞

 政府監視下で経営再建中の日本航空が、改正産業活力再生特別措置法(産業再生法)の適用を申請し、公的資金を活用した資本増強を行う方向で検討に入ったことが24日、わかった。
 日航の西松遥社長が24日午後、前原国土交通相に対し、公的資金による資本増強の意向を伝える見通しだ。
 産業再生法による資本注入制度は、金融危機で経営悪化した企業を政府が救済するものだ。実現すれば、半導体大手エルピーダメモリに続き2社目の適用となる。
ただ、政府内には、「日航の経営悪化は金融危機だけが原因ではない」として、日航への適用に慎重な意見もあり、適用されるかどうか不透明な面も残っている。(以下、略)

 

赤字補填する余裕がなくなった

経営再建するには、不採算路線の廃止やリストラが必須です。
9月23日、廃止する路線の案が判明しました。
地方の足を確保するのは大切ですが、その足を維持する費用は黒字路線の利益を転用するため、競争が激しい昨今、あまり多くは抱えられない。
それでも必要であるなら受益者負担でいけばいい。
コスト高を受け入れるか、他の交通機関を使うのかは、各地域の住民が自主的に決めればよい。
税金で補填するという案は、受益者負担に反するから却下だ。

 

<日本航空>関空国際線、半数以下に 廃止50路線が判明
9月23日21時12分配信 毎日新聞

 日本航空が09年度から11年度までの3年間で廃止を検討している国内外50路線の全容が分かった。
内訳は国際線が21路線、国内線が29路線。
中でも関西国際空港の国際線は9路線が対象で、同空港の国際線は半数以下に減ることになる。
 日航は15日に示した経営改善計画案の中で、国際線、国内線とも赤字路線はすべて廃止する方針を明らかにした。
海外9空港、国内7空港については、運航路線をなくし撤退する。
 国際線の廃止路線は、最も長距離の成田-サンパウロや、成田-ローマ、アムステルダム、関空-シンガポール、杭州など。
関空の発着便は、北京、上海などビジネス需要が見込める近距離の大都市と、観光需要が多いホノルル、グアムに絞り込む。
中部国際空港でもパリ、バンコク、仁川と結ぶ路線を廃止する。
 国内線も、就航したばかりの静岡-札幌、福岡をはじめ地方路線を大幅に縮小する。
ただ、廃止対象の空港の地元からは反発が予想され、調整は難航するとみられる。【位川一郎】

◇日本航空が廃止を検討している路線

◇国際線 (略)

◇国内線
 <09年度末までに実施>
  関空-女満別、帯広、釧路、青森、旭川
  沖縄-粟国(沖縄)
  伊丹-種子島
  中部-熊本、花巻
  羽田-神戸
 <10年度末までに実施>
  中部-釧路
  神戸-札幌、沖縄、石垣
  北九州-沖縄
  丘珠(北海道)-釧路、函館
  函館-札幌、旭川、釧路、奥尻
  広島西-宮崎、鹿児島
  岡山-鹿児島
 <11年度末までに実施>
  松本-伊丹、札幌、福岡
  静岡-札幌、福岡 (注)実施済みの路線を含む

 

関西に3つも空港はいらない

廃止される国内路線をみると、関西空港、神戸空港、伊丹空港の関西3空港に地方空港を結ぶ路線が多い。
また、静岡空港、松本空港、釧路空港などは、地元自治体の反発があるだろう。
静岡空港は日本航空撤退後、存続するとは思えない。
東海地震発生時の仮設住宅建設予定地や、往年の飛行機を常設展示する博物館とか、気球フェスティバル、痛車イベントくらいにしか用途がないだろう。
ずいぶん高い平坦な未利用地だ。

2009/09/24 橘みゆき 拝

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