国家狂乱 ~ 今週の追加

    この北海道開拓物語では、膨大な数の名もなき民衆・農民・漁民は登場していない。その人たちこそ、まことの北海道開拓者であった。ほとんど痕跡もないほど消されたアイヌ集落と、極寒の地で鉄の足かせをはめられ、死ぬために働かされた囚人達の最後を知って、胸が痛まない人間はいまい。北海道をただ荒らし回って逃げ去った人間達と違って、この開拓史を胸の奥深くに理解し、住み着いて原野を開拓した小作人たちこそ、花咲き乱れる夢の地を育てた、現在の北海道民の姿である。

   北海道の実業の柱となった「石炭」を運ぶ鉄道と、その「鉄道」の線路を生み出す「鉄鋼」と、その溶鉱炉を動かす石炭は、互いに相手の冨を生み、相手に助けられる三角同盟の性格を持っていた。これが、モルガン財閥、ロスチャイルド財閥、クルップ財閥を筆頭に、全ての大国において巨大財閥の中核を成してきた。

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Dan_Takuma.jpgのサムネール画像「持丸長者国家狂乱篇」より
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昭和政経史を広瀬隆著「持丸長者」を教科書に整理総括しています。
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このページは、cbu66810が2009年6月12日 23:11に書いたブログ記事です。

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